あの角を曲がると(苦手な)キンモクセイ

冬の体育の授業で、学校の外周を走ることがありました。 マラソンは、決して得意ではなかったのですが、さぼる勇気もありませんでした。 とりあえず決められた最低限はこなそうという心持ちでいました。 たぶん、その時「無になる」という感覚を掴んだような気がします。 私はいつもあの角を警戒しています。 ちょうど、あ…