Walking on thin ice 吉祥寺編12

「みつあか、明日の朝一番で病院行こうね。それまでガマンできるよね…」 みつあかは、私の枕の上で横になったまま、静かに息をしていた。 私はみつあかのそばに顔を寄せて一緒に寝た。 みつあかは滅多に私と一緒に寝ることはなく、いつも一人でクローゼットの上で寝ていたので、それだけでも尋常ではなかった。 私は、朝ま…