球体解釈 3.硝子壜

前曲↓ nfield.hatenablog.com 「序詞」と同じ部屋で、下弦の月夜に男が唄う。 晴れた日よりも雨の日が好きで 冷めたふりしていつも泣き虫で 思い出される、君のこと。 鉛色に染まる部屋の中で 君が置いていった硝子壜だけが 色を集めて光反射して ただひとつ 綺麗だった 君は、この部屋に硝子壜を一つ置いてどこかへ行って…