眠れる昼の嬢

昔々、あるところに、干からびた鬱々しい私がいた。 私には風俗嬢の友達がいるのだが(ここでは姫と呼ばせてもらおう)、昨日から姫が暮らす城に宿泊しに来ている。 姫は同業者とルームシェアをしており、私は城に乗り込んだ最初の処女らしい。 とても微妙な心境である。 昨日は怒涛の1日だった。 4月に城に越して来たという…