納涼歌舞伎にふさわしいひんやり演目『狐花』

歌舞伎座の八月納涼歌舞伎第三部『狐花(きつねばな)葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき)』を観てきたので感想です。 ※ネタバレを含みますのでご注意ください。 脚本を手がけるのは、ミステリー界の鬼才と呼ばれる小説家の京極夏彦さん。 それゆえに、いい意味で「歌舞伎っぽくない」と感じる場面が多々ありま…