もうひとつの「20歳のソウル」斗真の物語④|インスピインカーYou are the Oneー
「とりあえず、付き合ってみませんか」 授業が始まって一日目。昼休みにクラスの女子から中庭に呼び出された。まだろくに喋ったこともない子だ。中学も違うから全く情報がない。というか、名前すら分からない。鬱蒼と木々や花壇の草木が茂る中庭には、ちらほらと生徒が通るだけで他には誰もいなかった。 「えっと、と…