閃光 第二話 Far out|雨音鹿子
夢から覚めたばかりのような倦怠感だったが、カケルは自分が横たわっているのが堅い床の上だと気付いてしばらく辺りを見渡していた。 真っ白な建物の中のようだった。先刻出会ったばかりの少女……ヒューズは、この部屋で唯一ぽつんと置かれている装置に向き合ってブツブツ呟いている。が、両手で頭を抱えたかと思うと…