サッカーバカが功を奏して。|木村朝妃

約1年前、「新宿から世界一のフットボールクラブを目指す」そんなクラブを運営する会社に入社した。 なんだか聞こえはいいが、この1年間で、色んな感情と出会った。自分が何者かもわからなくなったし、自分の実力のなさに焦る一方で、時間ばかりが過ぎていった。 「あぁ、これは未来の自分のために残しておかなければ」…