『死にたがりの君に贈る物語』もう一つのあとがき|綾崎隼
発売から一ヵ月が経ちました。三週間で三度の重版がかかるという、作家人生で初めての出来事を経験して。具体的な数字を見ているわけじゃないから状況はよく分からないけれど、沢山の人に手に取って頂けているのではと、幸せな気持ちでいます。(発売から二週間で、重版の刷り部数が初版を越えるなんて出来事も、十二年で…