マーラー交響曲第7番に見る異形の岸|くらころ
副題「夜の歌」は夜を歌うだけなのでしょうか。私が見てきたマーラー交響曲第7番は、「向こう岸」が存在する深淵をうっかりのぞき込んでしまったかのような世界でした。 第一楽章『崩れゆく現実の足場』 ここでの不安定さはどのように形容したらよいのでしょうか。怖い?おどろおどろしい?そのどちらも正解のようで、ど…