『新・日本の階級社会』橋本健二 ~ 階級差の拡大にファシズムの芽が見える|カンバセーション・ピース
2018年刊行、おおいに話題になっていた本。 現代日本は、①資本家、②高年収の管理職層(新中間階級)、③正規労働者、④自営業者(旧中間階級)、そして⑤アンダークラスという5階級構造から成っている。 このうち、主に低収入の非正規労働者から成る「アンダークラス」は、新たに出現した階層ながら、2015年時点で930万人に…