クラウディクラウドファンディング|吉本ばなな
1 魂の死について 故ウィリアム・レーネンさんは、当時四十代の私にズバリと言った。 両親が入院している上に姉もがんになってしまい混乱している、と相談したときのことだ。 「お姉さんが生きようが死のうが、それが君に何の関係があるんだ?」 私はその瞬間撃ち抜かれたようになって、ぎっくり腰になった。 そのくら…