ウクライナとロシア──「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。 奈倉有里|イースト・プレス公式note

2021年10月にイースト・プレスから刊行された奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』は、高校卒業後、2002年から2008年の間、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国立ゴーリキー文学大学を卒業した筆者が、テロ・貧富・宗教により分断が進み、状況が激変していくロシアを活写したエッセイです。本書の中には、現在のロ…