#イールの千字百本ノック 10日目 記憶の中からも彼が消えていく|イール
記憶の中にしかいなくて、もう二度と会うことのない彼の顔が、わたしの記憶からも消え始めている。 彼の顔を忘れるということは、わたしの高校生活を忘れるということだ。 彼はわたしの高校生活に彩りを与えた。もう今となっては、彼をどうして好きになったのかさえ覚えていない。ただ、彼の、少し違うところを眺…