瞬間、刻み込まれる夢|イール
もう2度と時間が動きませんようにって、そう願いを掛けたまま、僕たちは眠りについた。それから、気が遠くなるほどの年数が経過して、目覚めた僕たちは、もはや旅に出るほかなかったのである。 はじめて交接したあとにあなたから発せられた言葉は、意外な現実と冷酷な意味を含んでいた。もとよりわれわれは性交を望ん…