あるお嫁さんの記憶|イール

 この文章は、体裁を保ちつつも、その情事の仔細について、書き記した結果である。  そばでお嫁さんは心地良さそうな寝息を立てている。わたしはというと、コンサータのせいで眠れない。お嫁さんを起こしてはみたものの、彼女とは生活リズムが違いすぎる。当然、すぐに睡眠に戻ってしまった。仕方がないので、起きるまで…