石倉真帆『そこどけあほが通るさかい』|伽奈

第62回群像新人文学賞の受賞作、石倉真帆「そこどけあほが通るさかい」を読んだ。群像の2019年6月号に掲載されているだけで、書籍化はされていないようだ。 ムラ社会の中での、毒親ならぬ毒祖母との同居生活を描いた話。地の文も会話文も関西弁で書かれている。 祖母から放たれる呪詛の言葉の数々に気が滅入ってしまう。…