わたしは知りたかった/柴崎友香『ドリーマーズ』論(2)|furuyatoshihiro
古谷利裕 4. 夢の共有可能性と不可能性 今、向かい合っている誰かが何を見ているのかは、その眼差しを追って、そちらを見れば、私にも知ることが出来る。私の見ているものを、誰かにも見てもらいたければ、そちらを指さすなり、その場所の地名を告げて是非見るように薦めればよい。しかし、そこで誰かが見ているもの…