書店における「道徳」と「倫理」~「本屋とヘイト本」問題をめぐって~|タサヤマ

第1節 はじめに 本記事では、永江朗さんの『私は本屋が好きでした』(太郎次郎社エディタス)という書籍をめぐる議論を支点にしつつ、「書店とヘイト本」というテーマを考察するうえで共有すべきことを考えることを目的にしています。 いま書店界隈では永江さんの書籍をめぐってさまざまな議論がSNSを賑やかしています…