『自省録』は私たちの人生の錨となってくれる一冊|齋藤孝『図解 自省録』より|ほんのひととき

第16代ローマ皇帝マルクス・アウレリウス(西暦121~180年)は、5賢帝のひとりであり、プラトンのいう理想の国家君主「哲人王」にもたとえられる人物。彼は、日々の思索と内省をメモのような散文として書き残しました。のちに『自省録』としてまとめられたストア哲学の薫り高い約500の断章から80篇を選び、齋藤孝先生がわ…