夫婦という人間関係の究極、覗きこまなくてもよかったかもしれない"自分の闇" 映画 『マリッジ・ストーリー』感想|こゆるぎさん
「人間が描けている」「人間が描けていない」 これらの言葉は小説や映画などの創作作品における評価軸の一種としてよく使われている表現だ。しかし人間が出てくるお話ならば、人間が描けていないわけがない。観たり読んだりする側の人間観や作品観が肯定できる人間像や人間群像が描かれていれば「人間が(よく)描けている」…