《短編小説》カレーライス|そら

「カレーライスが食べたい」  そんな言葉が知人から出た。  スマホが賑やかな通知音を鳴らしたので、買い物中のわたしはメッセージに気がついた。  友人に格上げしてもいいとは思う男性だが、どうにも恋人までには昇格はさせられない。  そんな相手だ。  高校時代からの腐れ縁で、お互い決まったパートナーを作らな…