30年日本史00218【奈良】聖武天皇放浪 恭仁京遷都|じゃむむ

 さて、聖武天皇が平城京を放り出して放浪し、遷都と大規模工事を繰り返し、民を苦しめたことをお話ししなければなりません。時系列に沿ってまとめていきます。  天平12(740)年10月29日。藤原広嗣の乱の最中に、聖武天皇は「行幸に適した時期ではないが、しばらく都を離れる」と述べ、当てもなく東へ旅を始めました。 …