【批評の座標 第23回】「あなた」をなかったことにしないために――竹村和子論(長濵よし野)|人文書院

「批評の座標」最終回の本論考で取り上げるのは、英米文学者でありフェミニズムの思想家、ジュディス・バトラーの訳者としても著名な竹村和子。日本のフェミニズムに功績を残しながらも早世した彼女の思想を読み解き、その呼びかけに応えるのは、大庭みな子を研究する傍ら在野の編集者・ライターとしても活躍する、長濵よ…