批評:エル・マルジャ・エイラ監督「トナカイは殺されて」2024|界隈塾
24.11.28宮台真司 荒野塾資料 この映画を勧善懲悪の物語として、被差別民の憤怒に寄り添って差別民を告発する物語として、みてはならない。誰に寄り添うかで、リアルな物語はどうとでもありうる。そうした物語(を支える視座)の恣意性を超えて、明確な構造が描かれる。まず最初に、定住民・対・定住を拒否するがゆえに…