【『百人一首』と人生と】なぜか、寂しいなあ。赤い夕日を見ると、心が震えてくる(良暹法師)|木村耕一
さびしさに 宿をたち出でて ながむれば いずこも同じ 秋の夕暮れ 良暹法師(りょうぜんほうし) 【意訳】 私は、心静かに暮らしたいと思って、山奥の一軒家に住み始めました。ところが、独りでいると気楽なはずなのに、なぜか「寂しいなあ」という思いがわいてくるのです。 孤独に耐えきれなくなり、家の外へ出てみ…