大林宣彦『ふたり』|普段着楽しみスト、ときどき旅人/きのしたふみ

大林宣彦監督の『ふたり』を観たのは、 映画が封切られた短大生のころ。 思春期の女の子が 他人と比べて落ち込むとか 同級生の複雑な家庭事情に動揺するとかの 微妙な心理がうまく描写されているので、 「大林宣彦はオトメである」 というのがわたしの考えです。 ジブリの『魔女の宅急便』にも 似たような描写がされ…