あの日、さよならをくれた君へ(短編小説)|くみた柑

◆小説家になろうで読む ◆カクヨムで読む あの日、さよならをくれた君へ  なんとなく、彼とはいつまでも、このままの関係でいられると思っていた。  どうしてそう思えたんだろう。  今日と同じ明日が訪れる保証なんて何もないのに。   彼と過ごす毎日に特別なものなんてなかったけれど、いつしか彼がいる日常の…