文房具が好きだったことを思い出した ~『スケッチジャーナル』との出会い~|くみた柑

小さい頃、私は文房具屋に行くことが大好きだった。 可愛いノート、キラキラした鉛筆、いい匂いがする消しゴム。 少ないお小遣いを握りしめ、近所の小さな文房具屋さんに行く。目に映るものすべてが輝いていて、けれど全部を買うことはできないから、時間をたっぷりかけて自分の中で究極の一品を選ぶ。 商品を紙袋に入れて…