2020年干し柿を作る:「延長された自己」としての「家庭」|幸運な病のレシピ
実家の裏には柿の木がある。去年は一つも実らなかった。今年は豊作だ。少し型が小さいが、干し柿には丁度いい。今日はいい天気だったので、柿を取ることなった。 人というのは、数十メートルの根を持ち、その根は絡み合い、互いに影響を与えあっている。家族というシェルターが守り、檻として貪欲を戒めていた。しかし…