創造性の原理|千葉雅也
とにかく、出てくるままに書く。編集はそのあとで考える。編集段階を、第二段階として区切る。この書き方をかつて僕は「書かないで書く」と呼んだ。これは、読書猿さんのブログで紹介されていた人類学者レヴィ=ストロースの書き方を参考にしている。最初に「乱れ打ち」があって、そのあとで「刈り込み」をする——という考…