ボードレール「楽しき死者」― Le Mort joyeux|マドレーヌ
楽しき死者 ねめねめとして蝸牛でいっぱいの地面に わたしは自分自身のための深い穴を掘りたい。 そこで、ゆっくりとこの老いた骨を横たえ、 波間の鮫のように、忘却のなかで眠れるように。 遺言書も墓石もまっぴらだ。 人々に一粒の涙を懇願するくらいなら、 生きながらにして、カラスたちを呼び、 このおぞましい骨と…