感染性ワクチン|中村 篤史/ナカムラクリニック

感染性ワクチン(contagious vaccine)というのはずいぶん昔から研究されている。たとえばポリオワクチン。 経口生ポリオワクチン(OPV)の接種者の分泌物(尿、便、唾液、鼻汁など)には大量のワクチン株ウイルスが含まれていて、これがシェッド(伝播)されたために、接種者の周囲でポリオによる麻痺が多発した。たとえば子供の…