山崎ナオコーラ『お父さん大好き』を読んで|ならきち

私は26年間、女性として生きてきて、これからもたぶん死ぬまで女性として生きてゆくと思います。 だから"男性として生きる人生"というのがどんなものなのか、ちっとも想像がつきません。 特に「おじさん」という存在は若い女性である自分と対極にあるからより一層ミステリアスで、理解不能な面も多いです。 『お父さん…