禍話リライト「日記のあった家」|小宮子々
携帯電話を持っている人間が珍しくもなくなったころの話、というふうに聞いている。 「肝試しに行こう」 そう言いだしたのは、この人もう何年大学にいるんだろうな、という先輩だったそうだ。 インターネットを通じた交流が盛んになってきた時期で、怖い場所がある、という情報をその先輩が入手したのもネット上のフォ…