「雪のくちづけ」|近江マイコ

雪が降り、街は白く、 貴女は眠っていた。 窓を開け、息を吐き、 貴女は目覚めた。 冬の朝に、くちづけをして、 貴女は笑っていた。 雪も、街も、窓も、息も、 貴女も、愛している。