「ケルト神話」と鮭――主にアイルランドの伝承から|三火星矩輪/ケルト神話翻訳マン

彼は詩人になるため、ボイン河に住まうフィンネーギャスに会いに行った。彼は七年間〈フェックの淀み〉の鮭を見ていた。その鮭を食べるとき、彼はこの世に知らないことが一つもない、との予言があったためである。ある時とうとう鮭が捕まり、デムネは鮭を調理するよう命じられた。彼は鮭を決して口にせぬよう言われ、その…