かが・のと百物語(2)猿鬼はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか/峰守ひろかず|parubooks《パルブックス》
前回は猿鬼退治譚のバリエーションをかいつまんで一通り紹介することで、「退治される悪役」としての猿鬼の定着っぷりを見ていただきましたが、今回は猿鬼本人(本猿?)の掘り下げです。 大幡神杉伊豆牟比咩神社蔵「猿鬼退治図額」(1854)。左にいる赤いものが猿鬼。 (石川県立歴史博物館にて、筆者撮影) 1.猿鬼は…