『二木先生』(夏木志朋)文庫化にむけて考えた装丁の話|ポプラ社一般書通信

さて。どうするかなあ、とさんざん悩んでいたところに販売部のアゼチが言った。「変えましょう」。変えるというのは、タイトルであり、装丁だ。親本(単行本)から文庫化するときにはタイトルや装丁を踏襲するか変えるかを考える。 親本『ニキ』は2020年9月に刊行した。読者からの熱い感想をたくさんいただいたし、各社の…