第三回:ビオトープ的積読環境のポイント|倉下忠憲
積読リストを作り、そこにある本を読み進めていくと、閉じた環境に身を置けます。どれだけ外界で情報の濁流がうねりをあげていても、それとは切り離された場所を持てるのです。 つまり、積読リスト(クローズド・リーディング・リスト)は、一種の壁、あるいは防波堤です。 この点について、もう少しだけ考えてみましょ…