読書三昧を超えて|To get living proof/日比野翔

定年後は読書三昧とぼくは若い頃から決めていたように思う。趣味に生きることが許される人生の余分を妻と二人でのんびり過ごせられれば言うことがない、というのが70歳代の大方の過ごし方だろう。ぼくの場合もその枠内にはいると思う。源氏物語を読書仲間と読み合って、伝統というものの実体に自分自身の歴史感覚を薫習さ…