伊達政宗⑰|坂本晶の「後悔するべからず」

天正19年(1591年)1月、南部領で九戸政実が反乱を起こした。九戸政実の乱である。 秀吉は甥の秀次を総大将とし、60000の兵を奥州に派遣した。 政宗は京に呼ばれていたため参戦しなかったが、蒲生氏郷は参戦した。 米沢などを得たことで、その所領は91万石となり、伊達家を越えた氏郷は、奥州の鎮撫にふさわしい城を築き…