伊達政宗㉕|坂本晶の「後悔するべからず」

仙台城について続ける。 藩主が座る上段の間のさらにその奥に一段高い間があり、将軍が訪れた時にその間に座るとか、天皇が行幸してきた時に天皇が座る間であるとか言われた。 俗に「帝座の間」と呼ばれる空間である。 仙台城には将軍専用の御成門まで用意してあった。 また大広間の隣には鳳凰の間があった。 鳳凰の間の正…