恐怖の国の希望について (『この夜を越えて』 梅田 蔦屋書店 河出真美さんによるレビュー)|左右社
1930年代ドイツの重要女性作家イルムガルト・コインが、ナチスが台頭する瞬間のひとびとを、19歳の女性ザナの視点から描いた小説『この夜を越えて』。梅田 蔦屋書店の河出真美さんより、切実なレビューが届きました。 恐怖の国の希望について 河出真美(梅田 蔦屋書店) あなたにはわからない。あなたが今生きている…