「感傷マゾ」と「セカイ系」について(「セカイ系」研究ノート その2)|北出栞 siori kitade
前回までのおさらい ・本研究においては、「セカイ系」という言葉がそもそも「セカイ」とカタカナで表記されることに着目する。 ・「セカイ」というカタカナの表記が示すリアリティ、それは「(発言主体が)世界、という言葉で表現しようとしているものは“世界そのもの”などではない」という、《反省》の意識に支えられた…