乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO/青柳碧人|瑞閏
探偵小説の巨匠である江戸川乱歩と、命のビザで著名な戦前の外交官、杉原千畝の交流を、大正から戦後に至るまで描いた評伝的フィクションとでも言うのだろうか。直木賞候補作(惜しくも受賞できず)。 うらぶれた探偵小説マニアの平井太郎は、蕎麦屋で相席した早稲田の学生が同じ愛知五中の出身であることを知り、話しか…