第15章:魂のアンカー(設計図)|THE OLD SAILOR'S
朝の光が十勝の原野を照らしていた。 まだ建物と呼べるものはない。 あるのは、昨日少年たちが必死に運んだ数本の丸太と、踏み固められた泥の地面だけだ。 たけし、ひろし、あきら、のり、ゆうた、こうた。 身寄りをなくし、行き場を失っていた6人の少年たちは、所在なげに立っていた。 手には慣れない斧や鎌を持ち、…