【短編小説】好みの問題|とてとて(とてとて書店店主)
検査着を着用したさくらと陸は、それぞれ、診察台に横たわった。 歯科の診察台のようにリクライニングができるものだ。 スタッフが、二人の頭、体にセンサーをつけていく。 別のスタッフが、診察台の頭部を覆うドーム状の覆いを装着した。覆いはチタンのように鈍く光っている。 診察台は2メートルほど離れている。 さく…