終わりに近づく世界であんたは|桃鞜社
あんたと初めて会った日のことを、今も鮮明に覚えている。 あれは、うちの近所の銭湯だったよね。風呂上がりのあんたは、鏡の前で、別にそこまでいい身体でもないくせに執拗に自分の三角筋をいろんな角度から眺めてた。ああっおぞましいっ、と思って見てたら、あんたの右耳に流し忘れの泡がついてるのを発見してしまっ…