『ある画家の数奇な運命』 「グラスを割った」から「グラスが割れた」への主体性からの逸脱|ツボケン

小学生のころから、手を使って何かをつくる図画工作や家庭科が大好きでした。中高校では美術部に所属し芸術の道に進みたいとも思っていましたが、途中で方向転換。鑑賞中、芸術と向き合う青年の姿が懐かしく思えてきました。 画家の道を目指すドイツ人の青年クルト。第二次世界大戦で彼の人生も翻弄される。戦時中に芸術…